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カウンターとキットはどっちが得?損?【複合機】

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複合機ログの堀田です。

今回は複合機のランニングコストについてコラムを書きます。

 

 

 

①複合機のランニングコスト
②カウンターとは?
③キットとは?
④カウンターとキットはどっちがお得?

 

 

 

①複合機のランニングコスト

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業務用複合機には本体料金をお支払いするだけでなく、
印刷する為のトナー代が掛かってきます。

 

「機械で高いお金を払ったのにトナーも買わされるなんてぼったくり!」
なんて言われる方もたまにいますが、自動車で言うところのガソリンの様なものです。
そう考えれば納得かと思います。

 

さて、トナー代をガソリンに例えましたが、
ガソリンにも「ハイオク」や「レギュラー」といった車体によって入れるものが違いますよね?
実は業務用複合機も機種によってトナー代の支払い方法が変わってきます

 

複合機には「カウンター」と「キット」という2種類があります。
ちなみにカウンターかキットを選べるコピー機もありますが、
98%の業務用複合機は最初から決まっています。

 

 

 

②カウンターとは?

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カウンターとは1枚印刷する事に課金されていく支払い方法です。
月単位で料金を合算し、口座から引き落とされます。
その代わりトナーを買う必要はなく、無くなったら自動で送られてきます

 

カウンターの支払いをする複合機を通称「カウンター機」と呼びます。

 

あくまでも「印刷したら」なのでFAX送信やスキャナはカウントされません。
コピーやFAX受信で紙に出す設定をしているとカウントされます

 

カウンターのメリットとしては、どんだけベタ率が高くても一律料金なので、
ランニングコストの計算がしやすいところです。

 

逆にデメリットとしては、
最低基本料金(最低カウント料金)というのが通常は設定されており、
全く使わなくても毎月1000円ぐらいは最低取られます

 

どういった料金かというと、仮に最低基本料金が1000円だと仮定すると
以下の様になります。

 

例1
☆カウント2.5円×200枚=500円の場合
最低料金が1000円の為、請求額は1000円

例2
☆カウント2.5円×600枚=1500円の場合
最低料金が1000円ですが、それを超えている為、請求額は1500円

 

 

 

③キットとは?

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キットとはトナーが無くなったら購入するタイプで、
家庭用の複合機のインクを買うようなものです。
また、カウンター料金のお支払いもありません

 

キットの複合機を通称「キット機」と呼びます。

 

メリットとしては、最低基本料金が取られないので、
枚数は少ないものの、どうしても業務用複合機が必要な方には良いです。

 

逆にデメリットとしては、ベタ率によって一枚単価が激変するので、
単純にコスト計算が大まかになってしまうので、
ベタ率が高い印刷物だとすぐにトナーが無くなってしまいます。

 

 

 

④カウンターとキットはどっちがお得?

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業界人ではあれば誰しもが「カウンターの方が得!」と言うでしょう

 

カウンター料金の相場は「カウンターやリース料金の相場や最安値【コピー機複合機】
という記事で書いてますので、見て頂ければ分かると思いますが、
モノクロカウンター料金は今や1円2円で提供が出来る時代です。

 

逆にキット機はトナー料金の値引きが出来ても今まで見た中で半値が最安なので、
1枚単価に直すと4円ぐらいなのです。

 

また、単価計算も「A4/5%(A4用紙の20分の1のトナー)」という
計算方式なので、仮にトナーでA4用紙に100%で印字すると
【4円(値引き後のトナー単価)×20(5%なので)=80円】
となるのです。

 

カウンターで1円のものがキットだと80円になるのですね。
これはモノクロで計算した場合なので、カラーになると数百円の違いが出ます。

 

ただ、キットが全て悪いという訳ではありません。
キット機の方が本体価格が10万円程安いので、
あまり使わない方にはコストパフォーマンスは優れています。

 

そうですね、
月間の印刷枚数が200枚未満ならキット機
月間の印刷枚数が200枚以上ならカウンター機
の方が良いでしょう。

 

 

 

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    業界歴10年以上の生粋の複合機営業マン。勤めていたOA機器会社のあまりの悪徳営業っぷりに嫌気がさし「株式会社じむや」を設立。 複合機業界の赤裸々なコラムを発信し続け、価格崩壊を招いた張本人。 競合他社から2週間に1回はクレームが入る程の激安正直価格で複合機を全国にリース販売しています。