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レーザーとインクジェットの違い【複合機やプリンター】

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複合機ログの堀田です。
今回はレーザー複合機とインクジェット複合機の違いについての記事です。

 

 

 

①インクジェット複合機とは?
②レーザー複合機とは?
③どっちが得?

 

 

 

①インクジェット複合機とは?

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インクジェット複合機は、水性のインクを使い紙に印刷する複合機の事で、
一般的には「インクジェット=家庭用」という認識があります。

 

メリットはハード代が安い事です。
A4の複合機なら5万円あれば大抵の機種が買えます。
これが最大にして唯一のメリットです。

 

逆にデメリットは、悪かろう安かろうで耐久性に乏しく、印刷の質も悪いです。

 

 

 

②レーザー複合機とは?

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レーザー複合機とはトナーという粉を使い、熱で定着させて印刷する複合機です。
一般的な認識では「レーザー=業務用」という認識があります

 

メリットとしては、やはり印刷速度が早く綺麗に印刷出来る点です。
また、ベタ率の多いプリントアウトをしても紙が歪んだり収縮したりません

 

インクジェットだと水性のインクを使用しているので、
どうしても紙が歪んで真っ直ぐに印刷できないのですね。

 

印刷の綺麗さもやはり全然違います。
結局水性なので紙に染み込ませる必要があり、滑らかではありません。
対してトナーで印刷すると光沢のある滑らかな仕上がりになるので、
企業で家庭用インクジェットで印刷していると信用に関わってきます

 

壊れにくいのも特徴の一つです。
万が一壊れても無料のメンテナンスが無料で付いているので、
その日中のオンコールであればメーカーのサービスが駆けつけて直してくれます。

 

デメリットはやはり高い事です。
会社で使用するレーザー複合機を用意すると安くとも20万以上は必要になってきます。
この20万も卓上のA4モノクロ機しか購入できません。

 

 

 

③どっちが得?

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お金だけの損得で割り切ったらインクジェットの方が得です。
しかし、会社で事務作業の為に導入するのであればレーザーの方がコスパは良いです。

 

会社にとって複合機とはコピー・プリンター・スキャナ・FAXが使えるもので、
どれか一つでも壊れてしまったらその日の業務は完全に止まってしまいます
その為、数年後の事を考えると費用対効果では圧倒的にレーザーに軍配があります

 

良く言われているのは、月間500枚印刷すると
インクジェット複合機は3ヶ月で調子が悪くなり、半年でトラブルが続出する
レーザー複合機は4年で調子が悪くなり、6年でトラブルが続出する
と言われております。

 

ただ、レーザーの場合はノーメンテで運用した場合なので、
実際には紙詰まりが多くなったり等、トラブルが大きくなる前にサービスが修理しますので、
部品が無くなる製造終了後の8年までは壊れて買い替えという事にありません。

 

月の印刷枚数が200枚を超えてきたら業務用にすべきだと思います。

 

 

 

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    業界歴10年以上の生粋の複合機営業マン。勤めていたOA機器会社のあまりの悪徳営業っぷりに嫌気がさし「株式会社じむや」を設立。 複合機業界の赤裸々なコラムを発信し続け、価格崩壊を招いた張本人。 競合他社から2週間に1回はクレームが入る程の激安正直価格で複合機を全国にリース販売しています。